*誤嚥(ごえん)とは:間違えて空気が通る喉、気管のほうに、食べ物を含む物が詰まること。
食物による窒息は、ほとんどが4歳以下で起きています。丸くてツルッとしている食品は、表面が滑らかなために口の中に保持できず、ふとした時に飲み込んでしまって喉につまります。
口は、空気と食べ物の通り道です。そのため、口の中に物を入れる(=食べる)行為は、常に窒息の危険があります。
月齢・年齢によるこどもの食べる(噛む・飲み込む)力
生後5-6ヶ月 飲み込むだけで噛んだりつぶしたりすることはできません
生後7-8ヶ月 舌でつぶせる固さのものは食べられます
生後9-11ヶ月 歯茎でつぶせる固さのものは食べられます
生後12-18ヶ月 前歯で噛み切って歯茎で噛めるようになります
1歳半以降 前歯でかじり取り奥歯でのすりつぶしが可能になり、手掴みで食べます
3歳頃 乳歯が完成しますが、噛む力はまだ弱く、固いものはうまく噛めませんので丸呑みする可能性があります
小さいお子さんが物を食べているときは近くで見守りましょう!
4歳までは、プチトマトやブドウなどは4つに切って食べさせましょう!